パーソナルファイアウォールとは?

パーソナルファイアウォールとは、メールやWebアクセスなど、決まったサービスのアクセスのみ許可する仕組みです。許可していないサービスは、外部から(内部からも)アクセスすることができません。

パソコンはたくさんのサービスが動いています(コントロールパネル→管理ツール→サービスから確認できます)。侵入者が、あなたのパソコンに侵入するときは、これらのサービスの中で脆弱性(欠陥)のあるサービスを利用し、侵入してくる場合が多いです。しかし、すべてのサービスを、脆弱性がないように管理するのは大変難しいです。


そこでファイアウォールの登場です。ファイアウォールは、よく使われるメールやWebなどのサービスのアクセスは許可するけど、それ以外はアクセスをブロックする機能です。そのため、ブロックされているサービスに脆弱性があっても、不正侵入される可能性は少なくなります。

ただし、アクセス可能なサービスから、侵入されたりウイルス感染したりする可能性があります。そのためメールやWebなどのアクセス可能なサービスは、迷惑メール対策機能や、有害サイト対策機能で補うようにします。

それでは、ファイアウォールの使い方について説明します。



パーソナルファイアウォールを有効にする

ウイルスバスターは、インストールしただけで、ファイアウォールの機能は有効になっています。ここでは、正常に有効になっているかを確認する方法について説明します。


@まず、メイン画面を表示します。
A[パーソナル・ファイアウォール]をクリックします。




[パーソナル・ファイアウォール]画面が表示されます。
B[パーソナル・ファイアウォール]をクリックします。
C[設定]をクリックします。



[パーソナル・ファイアウォール]画面が表示されます。
D[パーソナル・ファイアウォールを有効にする]にチェックがついていることを確認します。





パーソナルファイアウォールのプロファイルの変更

家で使う分には、インストール直後の設定でも良いかもしれませんが、次のような方は、設定を変更したほうが良いです。


以上の方は、すこしきつめにファイアウォールを設定します。

@まず、メイン画面を表示します。
A[パーソナル・ファイアウォール]をクリックします。




[パーソナル・ファイアウォール]画面が表示されます。
B[パーソナル・ファイアウォール]をクリックします。
[現在のプロファイル]欄に現在選択されているプロファイルが表示されます。
(今回は「家庭内ネットワーク2」が設定されています)
C[設定]をクリックします。




[パーソナル・ファイアウォール]画面が表示されます。
D[プロファイルの変更]をクリックします。




[プロファイルの設定]画面が表示されます。
E[プロファイル名]欄で、選択したい項目を選んで、[このプロファイルを有効にする]をクリックします。
ブロードバンドルータを使用しないでインターネットに接続している方は「家庭内ネットワーク1」を、公共の無線LANに接続する方は「公共の無線LANネットワーク」を選択する良いでしょう。選択した後は、[OK]をクリックします




選択したプロファイルの右に「有効」と表示されたのを確認します。
F[OK]をクリックします。


[パーソナルファイウォール]画面の「現在のプロファイル」が選択したプロファイルになっていることを確認します。
G[OK]をクリックします。


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